「情報処理安全確保支援士」試験での勉強法など

投稿者: | 2018年7月14日

はじめに

前回試験についてだらだらと書いたので、今回は勉強法などを書きたいと思います。

前回はこちら

情報処理技術者試験について

僕は学生時代に第2種情報処理を取得しました。(基本情報に名称が変わる前の最後の試験でした)
それ以降は情報処理試験から遠ざかっていたため午前1から勉強し直す必要がありました。

意外と午前1がくせ者で、広い知識が必要です。
情報処理試験は足切り方式なので、全ての試験(午前1,2、午後1,2)で6割以上正解する必要があり、
6割満たないとその時点で不合格になりそれ以降は採点されません。
ソフトウェア開発技術者試験以上なら午前1が合格点ならそこから2年間は免除されるため、最初は割り切って午前突破を狙うのもありかもしれません。

勉強の順番

まず午前1と午前2をやりました。
後述する全体のテキストを1周読んだあと過去問集の午前のみを2周やりました。
午前問題は4択ですが正解を覚えるだけでなく、「他の3つは何が間違っているのか(何を意味しているか)」まで
覚えた方がいいです。
過去問からの出題が6割くらいな感じがするので、過去問は一通りやった方がいいです。

午前が2周終わった後は午後問題をやりました。
午後1も2も個人的には大差なく、問題が長いくらいしか違いを感じません。
これも過去問のPDFを新しい年順にやっていきました。
ざっと1周したら午前問題へ戻り直近2年分くらいやったら午後へ戻るをしていました。

午後は得意分野があったらそこを強化した方がいいと感じました。
大体「ネットワーク構成」「プログラム」「インシデント」から出題されるので、プログラマならプログラム、
インフラ関係の仕事ならネットワーク構成など、点を取りやすい問題に集中した方が効率的です。

勉強に使った本

主に通勤の電車の中で勉強していたため、「本」の形では読んでいません。
すべでAmazon Kindleで読みました。
そのため、PDF形式でもダウンロードできる本が一番ありがたかったです。
PDFがない場合は自炊しました。

※ 下記リンクは2018/07時点での最新版の年用です。

徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書

本と同じPDFがダウンロードできるため、全体の勉強はこの本を購入しました。
広く全体的に理解するために使いました。

平成30年度【秋期】情報処理安全確保支援士 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理安全確保支援士試験)

過去問の勉強はこの本がよかったです。
この本も直近2年より前の問題と解説がPDFでダウンロードできます。(過去15回分くらい)
直近の問題は本にしか載っていないため自炊しました。
PDFはパスワードがかかっていてKindleで開けなかったのですが、ググってパスワードを外しました。
(個人での使用しかしていません。Chromeでできましたので調べてください。)

この本の構成がKindleと相性がよく、午前問題が「問題2ページ」→「解答と解説」になっているため読みやすいです。

ポケットスタディ 情報処理安全確保支援士 (情報処理技術者試験)

役に立ったかどうかいまいち判断できない本でした。
覚えるポイントが「○○だったら△△」のような連想的にたくさん載っています。
2周読みましたが、実際の問題とマッチしていたかというと微妙に感じました。

そのほか参考にしたもの

IPA 安全なウェブサイトの作り方

主に午後のインシデント系の問題で役に立ちます。
試験だけでなく、Webアプリを作成するときに最低限知っていた方がいいことがたくさん載っています。

まとめ

あまり参考になることが書けなかったのですが、ひとまず午前問題を覚えてから午後問題に取り組むやり方でいいと思います。午後問題で出てくる用語とかわからないとまずいし。

あまり関係ないですが、「電子書籍で読むと頭に入りにくい」と巷では言われていますが今回は特に問題なかったです。
参考書は分厚いので、混んでいる電車の中で吊革につかまって読むことは非常に難しいです。
電子書籍リーダーなら簡単なので、今後もこの方法は続けます。

秋はネットワークかな。

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