11/12(金)から3日間開催されている 電子書籍・コミック サミット in 秋葉原 に行ってきました。
目当ては「世界中の新電子書籍端末と最新コンテンツに触れられる」という展示です。
13:30くらいに会場である秋葉原UDXビルの4Fに行きました。
混んでいるかと思いましたが余裕でした。
展示品は、iPadやKindleといった定番から日本で発売される(予定の)SONY Readerの新型や、富士通のFLEPia、中国や台湾、アメリカなどの機種など30種類くらい(携帯を含めて)がありました。
携帯以外を一通り触ってきたので気づいた点を書きます。
■ iPad
すでに発売されて結構経ちますが、UIはやはり最高峰でないかと思います。
ページ送りのスムーズさや拡大縮小など非常に使いやすいです。
欠点は重さですね。
■ Kindle DX
初めて実機に触りましたがまずまずという感じでした。
小説などの文字を読むのはいいと思いますが、コミックはどうでしょう?といった感じでした。
解像度が大きいのはいいです。
■ SONY Reader(新型)
おそらく今年発売になるであろう新型のReaderがありました。
ページ送りが早くなっていたので新型のE-Inkでしょう。
コントラストも上がっていた気がします。
トップ画面のメニューも変わっていました。
残念ながら展示されていた端末では日本語設定がありませんでした。
サンプルの本も、日本語が表示されたのはPDFファイルだけで後は全て英語のファイルでした。
この辺は国内販売時に手を入れるのでしょうか?
■ 富士通 FLEPia
最近ニュースになったカラーのE-Ink搭載の端末です。
サンプルはカラーのPDFコミックでした。
確かにカラー表示されるのですが、画面の書き換えが非常に遅い。。。
ページ送りすると3回くらいに分けて画面がリフレッシュされます。
完全に表示されるまで2~3秒くらいかかりました。
メニューの選択時なども同様で、全体的にレスポンスが悪いです。
カラーのE-Inkはまだまだ発展途上だと思います。
■ サムソン Galaxy-Tab
個人的にサムソン製は嫌いなのですが、今回のAndroidを搭載している端末では一番出来がよかったです。
使用しているブックリーダーアプリは覚えていないのですが、操作性や速度は満足できるものでした。
もうほんの少し解像度が高ければいいのですが、コミックも十分読めました。
正直ちょっと欲しくなりました。
■ ほかのE-Ink端末
中国製と台湾製がありましたが、どちらも現在のSONY Readerと大差なかったです。
特筆するところはありませんでした。
■ 感想
E-Inkは速度やコントラストなどの欠点がかなり解消されてきていました。
ただ、カラーはまだ早いと思います。
液晶だとAndroidの機種でも操作性がかなり改善されていたのでそろそろ購入してもいいかもしれません。
個人的にはコミック用の端末として、今回展示になかったNortion InkのAdamを狙っています。
Galaxy-Tabが思いの外よく動いていたので、Androidでも安心しました。